DAMD JOURNAL _068
LUCKYでノスタルジックドライブ
DAMD面高さんとLUCKYでドライブへ
なんだか懐かしいフェイスのTAFTがいる。
DAMDから2024年11月29日発売
「TAFT LUCKY フェイスチェンジキット」を
装着したTAFTだ。その名も「LUCKY」。
カラーリングなどのコーディネートとも相まって、
なんだかノスタルジックな空気も漂っている。
この日はDAMD社長の面高さんに、
LUCKYの魅力を教えてもらいつつ、
LUCKYが似合うノスタルジックスポットへ
ドライブに遊びに行くことに。
LUCKYってどんなクルマなの?
DAIHATSU TAFTをベースにしたLUCKY。
デザインモチーフはDAIHATSU ROCKYだ。
ROCKYは1990年に初代が誕生したクロカン車。
素朴で無骨な雰囲気や、
揺るぎない遊び心が魅力的な車。
そんな初代ROCKYの空気を引き継いだLUCKYは、
やっぱりどこかノスタルジックな空気がありながら、
ワクワクするような新しい魅力もある。DAMDキットの
コンセプトである「ネオクラシック /ニューレトロ」を
パシっと表現したモデル。
この雰囲気を出すために、大掛かりな改造が
施されているのかと思いきや、
そんなことはないらしい。
キットの構成の大部分は、角形のヘッドライトと、
それを収めるためのフェイス周りのパーツが
交換されているのみ。デザインの力で、違和感なく
キットが馴染んでいるところもこだわりらしい。
これなら気軽にカスタムを楽しめそう!
さて、細かいLUCKYの話はここまで、
やっぱり乗って楽しみたい!
高速を飛ばしていざ群馬へ!
エンジンをかけ、東京を抜け出した先は群馬県。
どうやらノスタルジックな雰囲気を存分に
楽しめるスポットがあるのだとか。
是非ともLUCKYで行ってみたい!
道中、車内で面高さんにLUCKYのこだわりを
伺っているうちに、話題は次第に
「車のカスタム」という大きな話題へ。
ネオクラシックカーと呼ばれる少し古い車のブームが
来つつある今、面高さんの思いは”もっと多くの人に
車の所有を楽しんでほしい!”というもの。
本当に古いクルマももちろんカッコいいけど、
もっと気軽に、どんな人でも車を自分らしく
楽しめる方法があってもいいのでは?そんな想いも
LUCKYのボディキットには詰め込まれているそう。
確かに、他とは少し違う、自分らしくカスタムした車は
運転しているだけで少し誇らしいような、
いつもとは違う特別な気分。
レトロ自販機が並ぶ「ピットイン77」
国道沿いにポツンと現れる看板が見えてきた。
そんなこんなで到着したのは、
たくさんのレトロ自販機が並ぶ「ピットイン77」。
大きな赤い文字の看板や、ロケーションが相まって
これぞまさにノスタルジック!LUCKYを
目の前に停めれば・・・こんなにも画になるなんて。
本番はここから、室内に入ると
レトロ自販機やゲーム機がずらり。味わいのある
テーブルや椅子も並んでいて、どこか懐かしい雰囲気。
自販機は瓶のジュース、ハンバーガー、そしてラーメンまで、
自販機でどうやって作ってるの??というものばかり。
せっかくなのでハンバーガーとラーメンを買ってみることに。
お金を入れてボタンを押してしばらく待つと、
ハンバーガーやラーメンが出てくる。やっぱり不思議。
そして、肝心の味も意外とGOOD!
この程よいジャンキーな味は
こういうところでしか食べられない。
LUCKYに乗って来てどっぷり世界観に浸れたからこそ、
より楽しむことができたのかも。
洗車をすると魅力がより見えてくる?
さて、腹ごなしも済んだことだし、ここまで連れて
来てくれたLUCKYを洗いに行くことに。
近くの洗車場を調べてみると、
なんともいい雰囲気の洗車場を発見。
これは行ってみるしかない!
LUCKYを走らせることおよそ30分。
アーチ屋根がかわいい洗車場に到着。
洗車ブースにLUCKYを停めてみると、
またまたやっぱり画になるね。
見とれているばかりでなく、洗車を始めよう。
慣れた手つきの面高さんとサクサクと洗っていく。
車全体を遠くから眺めることは多々あれど、
細部をこんなにじっくりみる機会って意外と
洗車のときくらいかも。洗車を進めていくなかで、
ボディパネルの納まりや塗装の表情、
デカールのデザインなど、細かい魅力に気付く。
面高さんにそんな話を振ると、
やっぱりアツい回答が返ってくる。
デザインのこだわりはもちろん、どんな背景で、
どう構成して、どう外すか、そんなとこまで考えてるの?(笑)と
笑ってしまうほどのこだわりが詰まっている。
洗車って面倒な作業になりがちだけど、
少し特別な車だとそんな瞬間までも
楽しくなってしまうから不思議。
「街を駆けるハートフル」
LUCKYの合言葉は「街を駆けるハートフル」
LUCKYに乗るラッキーボーイとラッキーガールを街に
増やすことを目指した、どこまでも前向きで楽しい車。
開発背景や想いを聞けたことで、
LUCKYがより魅力的に映るドライブに。
カスタムカーに乗って出かけるのは初めてだったけど、
いつもより街ゆく車に関心が出たり、
どんな景色に乗って行きたいかを考えたり、
何より、乗っている自分が楽しめる、そんな魅力的な車でした。
text by :《CAR CITY GUIDE》
街に住む人へクルマのある暮らしを提案する『 クルマの普段使いスタイルガイド 』。
クルマと過ごす時間の楽しさを提案し、手に入れるキッカケとなるようなコンテンツを20代のデザイナー3人で日々発信しています。
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ライター:中川拓海