DAMD JOURNAL _96
十人十色のダムド・スタイル in MALAYSIA
MY JIMNY DAY 2026
~OWNERʼS STORY~
「MY JIMNY DAY 2026」に集った
約100台にものぼるジムニーたちは
そのどれもが十人十色の個性を宿し
すべてが唯一無二の存在感を放っていた。
そのなかでも綺羅星のように光り輝く
ダムド・カーと、そのオーナーたち。
誰もが皆、かけがえのない宝物にして
人生に彩りを添える良き相棒として
その魅力をたっぷりと語ってくれた。
Donnyさん
Model: little G. TRADITIONAL | Body color: オリジナル・ダークベージュ
Donnyさんはクアラルンプールで活動する
ジムニークラブのまとめ役を務める。
その温かく気さくな人柄で、仲間たちからの人望も厚い。
そんな彼の愛車は、リトルGトラディショナル。
ほかのボディキットにはないクラシカルなスタイルに惹かれ、
ボディをオールペイントして引き立てている。
当初は、初期のダムドデモカーに採用されたキャメルイエローに
したかったというが、思うような色にならず、
このオリジナル・ダークベージュへ。
結果として、唯一無二の絶妙な色合いがとてもお気に入りとなった。
クルマ全体もハイセンスで、「一度好きになるとトコトン突き詰める」
という彼らしさにあふれる1台だ。
HAさん
Model: little B. | Body color: マリンブルー
カスタムテーマは、ずばり「クラシック」と断言するのはHAさんだ。
鮮やかなマリンブルーのボディに、
フェンダーアーチまでつながるストライプ。
さらに各部に配されたメッキパーツなど。
大胆かつ華やかなコーディネートながら、
クラシックカーらしい雰囲気でまとめられている。
街でこのクルマを見かけた人から「何年前のクルマ?」と
聞かれることが、HAさんにとってもっとも嬉しいという。
現行型ジムニーでありながら、本物のクラシックカーだと思ってもらえる。
その瞬間にこそ、カスタムの醍醐味を感じている。
Baoさん
Model: little B. | Body color: ブラウン
HAさんとは13歳からの幼馴染だという。
長年の友人同士が、こうして同じリトルBに乗っている。
同じくクラシック系カスタムでありながら、HAさんとは
まったく異なる個性を放つのがおもしろい。
印象的なブラウンをはじめとしたコーディネートは、
Baoさんの奥さまによるもの。
本人だけでなく、家族全員の感性も加わって、
現在のスタイルができあがっている。
「同じクルマを好きになることで、長年の友人同士が
いまでも遊びを共有している」という、
いかにもジムニーコミュニティらしさを感じさせるふたりだった。
Frankさん
Model: little B. | Body color: ミディアムグレー
リトルBを選んだ理由は、シンプルに“直感”だという。
日本でボディキットを装着したコンプリートカーを購入し、
海を超えたマレーシアで楽しんでいる。
お気に入りは、給油口に施したレザーのアクセントと、
リトルBの世界観と抜群に調和しているルーフラックだという。
ボディの側面にある「LUCKY STRIKE」のステッカーは、
購入時から貼付されていたもの。
「なんとなく、そのまま残しているんだ」と笑うFrankさんだが、
シックなミディアムグレーのなかでは絶妙なコントラストとなり、
それが強い個性となっている。
Lauさん&Jimmyさん
Model: little D. | Body color: ミディアムグレー
約8ヶ月前にコンプリートカーを購入したばかり。
まだリトルDとの生活は始まったばかりながら、
サイドステップやストーンガードをはじめ、随所がカスタムされている。
テーマは「ミリタリー」で、その世界観が
キャンプサイトすべてに統一されていた。
クルマ、ギア、キャンプサイトまでひとつのスタイルであること、
その魅せかたも含めた完成度の高さからダムド・アワードに選出。
クリエイターブランド「pikkuni」が手がけたリトルDのミニカー
「ダムド・オーナー・ウイナー仕様」の賞品を手に取って喜んでくれた。
Limさん
Model: little B. | Body color: ライトグリーン
Limさんはキャンプや登山など、自然と触れ合うのが大好き。
そんなライフスタイルに溶け込むようなライトグリーンの
リトルBに一目惚れし、相棒となった。
カスタムテーマは「オールドスクール&ヴィンテージ」。
彼の職業はトラック修理のエンジニアであり、そのノウハウを活かして、
3Dプリンターで製作したエンブレムや、ルーフラックの切り抜き文字など、
随所に工夫を凝らしている。
派手さを追い求めるのはなく、細部を自分でつくりこんでいく。
そんなエンジニア魂を感じさせる繊細がこだわりが印象的な1台である。
Skylerさん
Model: little G. STANDARD | Body color: ピュアホワイトパール
たくましいリトルGの雰囲気と、和やかなSkylerさんとのギャップが印象に残る。
もともとジムニーをGクラスのようなスタイルにしたいと考えていた
Skylerさんにとって、リトルGスタンダードはドンピシャだった。
ボリューム感のあるアグレッシヴなデザインが多かったところ、
リトルGはミニマルでシンプルなデザインを持っていて、
それが自分自身の感性と一致した。
現在、リトルGとともに過ごして1年ほど。
愛車がきっかけでキャンプを始めたりと、
ライフスタイルそのものが変容していったという。
今回、ダムド・アワードの1台に選出された。
Nickさん
Model: little D. | Body color: ピュアホワイトパール
かつてJB43型に乗るなど、根っからのジムニー好きというNickさん。
現在の愛車であるJB74型リトルDも発売初期ロットのものを
大切に乗り続けている。
子育てがひと段落したいま「クルマのカスタムがすべて」と
言い切るほど、ジムニーとそのカスタムについて熱く語ってくれた。
この愛車のカスタムテーマは「タクティカルスタイル」。
自分で加工したバックステップとナンバープレートがお気に入りだという。
またネイバーフードが好きで、ファッションからキャンプスタイル、
そしてジムニーまで世界観が一貫している。
自分の好きなカルチャー全体のなかに、
自然とジムニーが存在することを感じさせる。
YENさん
Model: MIX CUSTOM(the ROOTSグリル/トラックミラー/Cantabile) | Body color: ミディアムグレー
もともとアウトドアやロードトリップが大好きだったYENさんは、
その趣味を楽しむためにスバル・フォレスターからジムニーへと乗り換えた。
目指したのは「スポーティ&モダン、そしてキュート」だという。
その世界観にぴったりとハマったのがザ・ルーツのグリルだった。
それに合わせて装着したトラックミラー、
カンタービレホイールも大のお気に入り。
ひとつのシリーズ(パッケージ)で完成させるのではなく、
自分の思い描いた理想像に合わせて、各シリーズからパーツを選ぶ
ミックススタイルに彼らしい個性がある。
Timさん
Model: little D. CUSTOM(前後 little D.バンパー) | Body color: マットグ
リーン
クルマが大好きだというTimさんだが、
当初、ジムニーにはあまり興味を持っていなかった。
転機となったのは友人の存在であり、さらにジムニー専門誌を見て
「世の中にはこんなに豊富にカスタムパーツがあるのか」と、
のめり込んでいった。
現在、このリトルDカスタムに乗って5年が経つ。
アクションフィギュアやポケモンカードのコレクターでもあり、
ジムニーに関してもパーツ一つひとつを
コレクションしていくような感覚で育てている。
「完成させる」のではなく「集めながら変化させ続ける」ことが楽しいそうだ。
文:中三川大地
Text : Daichi Nakamigawa
写真:伊勢馬場健次
Photos : Kenji Isebaba

































