ドラマチックな秋「夕暮れと秋風のサウンドトラック — Fading Light Soundtrack」
西日に照らされて長く伸びる影、茜色に染まる空、そして頬をかすめる秋風。
刻々と変わる空気の中で、音楽は時間をより濃く、記憶に残るものへと変えてくれるはずーー
今回は、秋風を感じながら聴きたい、シネマティックな広がりと心地よいビートを備えた楽曲を集めました。
この季節ならではの美しい瞬間を、このプレイリストとともに過ごしてみませんか?
cero「Moving Still Life」
ceroの「Moving Still Life」は、秋の夕暮れにぴったりのシネマティックな1曲。
穏やかなビートと浮遊感のあるアレンジが車窓の景色を彩り、ドライブに物語性を与えてくれます。
詩的な歌詞は人生の儚さや移ろいを映し出し、落ち葉舞う夕暮れの情景と相性抜群。
過ぎゆく季節を音楽で刻む、秋風のサウンドトラックです。
https://open.spotify.com/track/67DeWzcgBDxQ7IiI7RwrHU?si=53b4d8b90b9f4aae
Nakagumo「スウィート・スペース」
「スウィート・スペース」は、秋のドライブに寄り添うやさしいミディアム・ロック。
ネオアコや渋谷系の軽やかなエッセンスに男女ボーカルが重なり、心地よい余韻を生み出しています。
家楽器の配置に見られる繊細さは、まるで空間をデザインするかのよう。
移動中の車内で聴くと、その空気感がより際立つ1曲です。
https://open.spotify.com/track/0LyR8MZT3A2tp58dgHeNhB?si=8591c9cc2bdc4b09
Yves Tumor & NINA(bar italia)「WE DONT COUNT」
Yves Tumor & NINA(bar italia)の「WE DONT COUNT」は、
ベースが主導する重厚なグルーヴに鋭いギターが絡む、ダークで催眠的なポストパンク。
リフレインされるリリックは自己防衛や諦観を漂わせ、車窓に流れる夕暮れの景色に不穏な美学が重なります。
二人の声が揺らぎ合い、秋風に混じる内省とクールな疾走感を響かせる作品です。