雨に溶けるような「紫陽花の季節のシティポップ – Hydrangea Days」
アスファルトを濡らす匂い、青くにじむ街、色づきはじめた紫陽花。
そんな景色にそっと寄り添うのは、しっとりと湿ったシティポップです。
気だるいグルーヴも、やわらかなビートも、降りやまない雨をいつのまにか心地よさに変えていく。
窓辺で、コーヒー片手に。あるいは傘の下、濡れた街を歩きながら。
KIRINJI「雨は毛布のように」
喧嘩にも、垂れこめる雲にも飽きて、雨宿りをやめてどしゃ降りへ飛び出していく。
そんな二人を描いた、KIRINJI屈指のレインチューンです。
激しい雨音さえも心地よいリズムに変わり、雨が毛布のようにそっと二人を包み込みます。
弾むビートと洗練されたアレンジが梅雨の重さをふっと軽くしてくれる一曲です。
https://open.spotify.com/track/4uxpCP62wODRT4lwtr1VLy?si=99b513da45984dea
しっとりと湿ったビートに、ささやくようなファルセット。
SIRUPの「Rain」は、ネオソウルとR&Bを溶かし込んだ、夜の質感そのもののような一曲です。
日本語と英語がなめらかに行き交うフロウが傘の下の親密な空気を立ち上げ、
抑制の効いたグルーヴが二人の曖昧な距離をやさしく包みます。
https://open.spotify.com/track/6HiHiMtbBC7IfacvcyK0Kw?si=f65bca3bcc444705
Tom Misch, Loyle Carne「Water Baby」
Tom Mischの「Water Baby」は、まろやかなギターとサックスが溶け合う、フィールグッドな一曲。
Loyle Carnerの内省的なラップが、ただ軽いだけじゃない奥行きを添えていて、聴くほどに沁みてくるはず。
窓辺でコーヒーを淹れる時間にも、雨上がりの散歩にも、流しておくだけで景色がやわらかく色づきます。
肩の力を抜きたい日に寄り添ってくれる名曲です。
https://open.spotify.com/track/1PWC559EaTdlO51xRt1CHP?si=243df4c7e1ba4846




