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DAMD JOURNAL

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ROAD TRIP NIPPON vol.3

ON THE ROAD MAGAZINEの編集長であり、
イラストレーターとしてもご活躍中の
GAOニシカワさんが、
日本中をダムドのクルマと共に旅する

ROAD TRIP NIPPON

今回は東京の多摩エリア
「80’sの思い出にひたる、
福生・青梅 DAY-1」をお届けします。

タフト80’sで多摩エリアをロードトリップ

 

東京の西部、小平(こだいら)市にある
私立の美術学校に通っていた。

 

免許を取ってすぐ、
クルマに乗りたくて仕方がない頃ゆえ、
通学のアシはもっぱら
愛車のスターレットと一緒だった。

 

仲間とワイワイ出かけるのもクルマ。
目的地は交通量が多く駐車がない都心ではなく、
多摩湖や奥多摩、立川など、東京の郊外、
走りやすい多摩エリアを選んでいた。
特に異国情緒漂う米空軍横田基地の街、
福生(ふっさ)の周辺がお気に入り。
新しい店や昔ながらの馴染みの店など、
街全体の雰囲気が好きで今も訪ねている。

 

夏の週末、福生とそこから至近の青梅エリアを、
80年代テイスト満載、DAMDのタフト“80’s”で
ロードトリップした。

クルマで行けるアメリカ

 

1980年代。
横田基地の西側を走る国道16号は
片側一車線の対面通行だった。
低いフェンスの向こう側の滑走路や飛行機、
基地の施設がよく見えた。

 

周辺には英語の看板が多く、
アメリカ人も出入りする飲食店、
アメカジ系輸入アパレルや雑貨、
米軍放出品を扱う店が建ち並ぶ。
その後16号は片側2車線の広い道路になった。

 

国道沿いのフェンスの多くが
目隠しのような壁になり
基地の中がよく見えるのは、
東側のわずかなエリアだけだ。

 

いっぽう、圏央道が整備されて
アクセスしやすくなった。
16号周辺の様々な店舗が連携して
“FUSSA BASE SIDE STREET”として
訪れる人をもてなす工夫もしている。

 

この街は今も東京郊外にある
『クルマで行けるアメリカ』であり続けている。

福生・国道16号線屈指の老舗

 

80年代は、地上波で放映される
アメリカ製の映画やテレビドラマに
みんなが夢中だった。

 

登場人物のファッションに注目が集まり
ワッペンが付いた帽子やジャケットが
アメカジの王道アイテムとして流行した。

 

クルマのパーツブランドのワッペンを求め
学生時代から通っていたのが「ダック商会」。
刺繍ワッペンやステッカーの専門店だ。
購入したワッペンは縫い付けしてもらうことも可能。
ここ福生で60年以上前に創業したという名店なのだ。

 

ダック商会
東京都福生市福生2165
042-551-4331
国道16号沿い
東福生駅入口交差点そば

アメリカンなサンドウィッチを頬張る

 

もうひとつ、僕が通い続けているのが
今年創業46周年の「チーズ&オリーブ」。

 

横田基地から少し西に走った新奥多摩街道沿い、
福生駅からも至近のサンドウィッチレストランだ。
オーナーの長谷見芳男さんは
若い頃に住んでいたアメリカで、
その食文化に刺激を受ける。

 

帰国後、アメリカ生まれのファストフードチェーンや、
代官山にあったサンドウィッチ店で修行。
生まれ育った青梅に近い福生の地に
チーズ&オリーブをオープンした。
分厚いパン3段重ねのクラブハウスをはじめ、
ボリュームたっぷりのサンドウィッチは絶品だ。
長谷見さんの趣味を反映、
クルマ好き、バイク好きが集まる店としても
有名なのである。

 

 

チーズ&オリーブ
東京都福生市加美平3-7-11
042-552-2315
新奥多摩街道沿い
福生駅近く

ワッペン好きの戯言

 

僕のワッペン好きは前述の通り。

 

福生の「ダック商会」以外にも雑貨や古着の店、
フリーマーケットなど、
いろんな場所でワッペンを手に入れている。
僕が選ぶのは車両メーカーやパーツ、
オイルのブランドなどクルマやバイク関係。
それにポリスやミリタリー系。
店で縫い付けてもらうこともあるが、
自分でミシンを使って付けるのが
ちょっとした楽しみであり、
リラックスタイムになっている。

TAFT80's

形式
6BA-LA910S / 6BA-LA900S / 5BA-LA910S / 5BA-LA900S
年式
2020.6〜
ホイール
Cantabile15inch×5.0J inset+45
hole 4 / P.C.D 100
タイヤ
VITOUR FORMULA X WSW VITOUR FORMULA X WSW

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