logo:DAMD

エアロパーツ、ドレスアップのダムド|DAMD Inc

DAMD JOURNAL

DAMD JOURNAL _037

ROAD TRIP NIPPON vol.9

ON THE ROAD MAGAZINEの編集長であり、
イラストレーターとしてもご活躍中の
GAOニシカワさんが、
日本中をダムドのクルマと共に旅する
ROAD TRIP NIPPON

 

今回はダムドの新作ボディキットをまとった
HUSTLER COUNTRY”を相棒に、
茨城県の水戸、ひたちなか、そして大洗を巡った。

最初の目的地はミニカー屋

 

首都高を経て常磐道を北上。
今日最初の目的地は茨城の県庁所在地だ。
水戸駅から至近の国道50号線沿いにある
ミニカーショップ『リトルレガード』を訪問する。
大人のコレクターに人気の精密なものから、
ホットホイールやマッチボックス、トミカなど
店内にはミニカーがいっぱい。
「マニアからお子さんまで、誰でも楽しめる
街のミニカー屋でありたいと思っています。」
と語るのは代表の加藤優一さんだ。

 

「もともとクルマ好きでした。
創業のきっかけは、勤務していた自動車用品店で
試しに始めたミニカー販売が人気となったこと。
会社の方針転換でコーナーがなくなることになり、
『このままやめてしまうわけにいかない!』と独立。
05年からネット販売、07年には店舗を始めました。」
10年ほど前に僕が初めて訪ねたのは、
隠れ家的なかわいらしい初代店舗。
2016年に移転した現店舗は充分な広さをもっている。

 

取材を忘れて店内を探索していると、
ホットホイールとトミカからそれぞれ発売された
『ワイルドスピード2』の劇中車、
ダムドのエアロが装着された
ランサーエボリューションVIIを発見!

ダムドのジムニーがミニカーに!

 

リトルレガードには、香港のEra Car(以下エラ社)製
1/64スケールミニカーの日本総輸入元という顔も。
また、加藤さんは、エラ社と商品の
共同開発も行なっており、
スズキのエブリィやジムニー、日産GT-R
トヨタハイエースなどをベースに、加藤さんの
アイデアによるカスタムモデルを多数商品化。
「エラ社の代表は日本文化を
リスペクトする日本車好き、
他にないユニークなモデル化にも積極的なのです。」
加藤さんは国内の自動車メーカー、カスタムショップ、
警察や消防局、JRなどと連携、商品化をしており、
マニアックなファンをも唸らせているのだ。

 

鈴木亮平主演のドラマが人気で、
来年映画版が公開予定、
『TOKYO MER』で活躍するERカーの
モデル化も進行中。
TBSのサイト内で予約販売が開始されている。
これも加藤さんがTBSに打診したことをきっかけに
実現する商品化プロジェクトのひとつ。

 

そんな加藤さん=リトルレガードとエラ社の手で、
ダムドのボディキット装着の
ジムニーのモデル化が実現。
来年の発売に向け着々と準備が進んでいる。
そのラインナップは、全4種類。
軽自動車規格JB64と普通車JB74のリトルDが一台ずつ。
ジムニーのカスタムパーツメーカー、アピオとの
コラボによる東京オートサロン2020の出展車両、
リトルBとザ・ルーツ。
発売時期はダムドのSNSやwebでも告知される予定。
乞うご期待。

 

帰りがけ、見送ってくれた加藤さんは
HUSTLER COUNTRYにもビビッドに反応。
「これもミニカーにしたいですね!」と
笑顔で言った。
挑戦を厭わず、進化を続けるミニカーショップ、
リトルレガードと加藤さんの動向に
これからも注目しよう。

 

取材協力: 
リトルレガード
茨城県水戸市泉町2-2-29
029-212-5562
http://littlelegard.com

ひたちなかでレザーの香りに包まれる

 

水戸からHUSTLER COUNTRY
一般道路を走ること約30分。
ひたちなかの国道6号線沿いにある
『ラフテール』が次の訪問場所。
このお店とは、
2003年創業直後からのお付き合いになる。

アメリカのロードサイドにありそうな
ウッディーな外観、バイク用品とバイク乗りが
身に着けるアイテムが並ぶ店内に
立ち込めるリアルレザーの香り。
これらはバイク乗りはもちろん、
レザー好き、アメカジ好きにとって堪らなく魅力的だ。

 

いつもの柔和な笑顔で僕を迎えてくれたのは、
バイク用品業界一筋、店長の平井大輔さん。
早速ラフテールの最新情報を披露してくれた。
ひとつはハーレーのスポーツスター48などに対応した、
レザー製の予備燃料タンク付きのガスバッグ。
近日発売なのだそう。
オススメの新作スウェットパーカーも
厚手でいい雰囲気だ。

“Made in ひたちなか”の逸品たち

 

もうひとつ、平井さんが肩にかけて見せてくれたのは、
上質なレザーを使用した、
しなやかな風合いのボートバッグ。
「新しい試みとして、クラウドファンディングを
活用したモノづくりをしているのです。
このボートバッグは“Makuake”で多数の
賛同をいただき商品化が叶いました。」
商品化に先駆けてクラウドファンディングに
参加すると定価の30%offでこの魅力的な
バッグが手に入るのだという。

 

かつてはバイク乗り向けの
セレクトショップとして営業。
ラフテールらしさ、オリジナリティを追求する中で
ハーレーなどアメリカンバイクに装着する
バッグに着目し、レザーの工房を立ち上げて
レザー用品の自製自販を開始。
そのアイデア、デザイン性、品質の良さが人気を呼び、
ラフテールは店舗名としてだけでなく、
今や全国にその名前を知られるブランドになっている。

 

店舗には工房を併設、専任のレザー職人がいる。
一般には開放していない工房では、
職人の山﨑和也さんと、栗田陽平さんが
まさにボートバッグを製作中。

ラフテールが生み出す逸品たちには
“Made in ひたちなか”のプライドをかけた
濃厚なクラフトマンシップが息づいているのだ。

大洗の海で夕暮れ時を迎える

 

この日は曇り時々雨とあいにくのお天気。
しかし、陽が傾くにつれて青空が見えてきた。
前回千葉で見た素晴らしい夕日を思い出し、
海沿いまで足を伸ばしてみた。

 

水族館をはじめ、観光施設が充実している大洗海岸。
でも僕が好きなのは大洗町漁協卸売市場の東側にある
海沿いにクルマを止められるちょっとしたスポット。

 

ここからだと太陽は陸側に落ちるのだが、
夕暮れ時の刻一刻変化する空の色は格別だ。

 

大洗磯前神社の一の鳥居をくぐり、
太平洋に突き出した岩の上に立てられた
『神磯の鳥居』を拝んで
北関東ショートトリップを終えることにした。
さあ、このあとは楽しかった一日を振り返りつつ、
HUSTLER COUNTRYとともに約2時間のドライブだ。

エイジングを楽しむ

 

経年変化が魅力になるアイテムが好きだ。
美容の世界ではアンチエイジングをウリにした
プロダクトが数多く商品化されているが、
経年変化=エイジングが魅力になるモノもある。

 

皆さんにとっても身近であろう
デニムやレザー製品も、エイジングによって
魅力が増していく代表的なアイテムだ。
写真は僕が愛用している
ラフテール製のレザーウォレット。
ヒップポケットに突っ込んで荒っぽく使っているから、
裏側は尻の形に湾曲しているが、
上質なレザーを使用、
職人がひとつつずつ丹念に手作りした製品ゆえ、
安っぽい傷み方や、糸のほつれは見られない。
使い始めて10年近くの期間を経た革の表面は、
まっさらな新品にはない魅力をたたえている。
長く使ってみてこそ、その価値がわかる。
ワンアンドオンリーな魅力に愛着をおぼえる。
エイジングが魅力になるプロダクツとは、
そんなモノなのだと思っている。

HUSTLER COUNTRY

形式
MR52S/MR92S
年式
2020.1〜
ホイール
DAMD Cantabile 15inch×5J+43
タイヤ
OPEN COUNTRY 165/60R15

この車について詳しく見る