ハスラーカラビナで涼を求めて川で足水を

クルマ業界でここ数年のブームといえば、
アウトドアに端を発したＳＵＶ。
ランクルやジムニーといった本格クロカンへの
注目度はもちろん、そこまでの走破性を
必要としない人に合わせて、比較的ライトな
モデルも多数ラインアップされているほど。
そんなライトモデルの中で注目度が高いクルマが
ハスラーなのである。そう、本格オフローダーの
ジムニーを擁するスズキの軽クロスオーバーSUVが
ハスラーなのだ。ジムニーほどの
タフさを主張しないが、ハスラーは
通常のハイトワゴンよりも車高を
アップしてロードクリアランスを確保。
ちょっとした轍や雪道といった起伏のある路面でも、
気軽に走れるクロスオーバーとして
仕立てられているのだ。

もちろん機能面だけでなくそのデザイン性に
優れているのも人気の理由。先鋭的な
コワモテフェイスが多い中であえて丸目ライトを
取り入れたキュートなフェイスは、
親しみやすくおしゃれさをアップ。
さらに豊富なアレンジパーツが
用意されているため、自分好みの
スタイルで楽しめることも最大の特徴と言えるだろう。

そんな自分好みのハスラーアレンジとして、
レトロ感が楽しめると話題なのが、
ダムドの「ハスラーカラビナ」。
特徴的な丸目ライトはそのままに、
フロントフェイスをリフレッシュ。
往年のジープやジムニーにならった
縦桟グリルをデザインに取り入れることで
アウトドアな表情をプラス。さらにオリジナルの
ホイールやルーフラックをプラスすれば、
フィールド映えするフォルムが完成。
見た目をおしゃれに変身させたら、
早速どこかに行きたくなる♪　
日常使いはもちろん、ソトアソビまで
フィールドを選ばず自由で楽しい
カーライフをおくれるというわけ。

カワイくて遊べる軽はオシャレに楽しむべし

スチールとウッドで構成されるクラシカルな
ルーフラックは、荷物が増えるアウトドアシーンでは
活躍するアイテムだ。実用性だけでなく
ファッション性も考慮したウッド部分には、
高耐久の「アコヤ」を使用し長く愛用できる工夫も
凝らされているのが特徴。クラシカルな
車体イメージにフィットするのは
オリジナルアイテムだからこその強みというわけだ。

後ろ姿もクールビューティーに！

メッキ部分を極力省くことで、道具的な
タフさをイメージさせる、テールランプガーニッシュと
リアゲートガーニッシュをセット。
デザインアクセントとして取り入れられた
ビス留め風のアレンジと、ブラックアウトされた
パーツを取り入れることで、リアもしっかりと
オリジナリティを加えている。

山道を抜ければ川があるはず！

コンパクトな軽自動車であることはもちろん、
車高が高く短いフロント／リアのオーバーハングは
悪路でもロードクリアランスを気にする必要がない。
女性でも扱いやすい取り回しの良さは、
街中だけでなくアウトドアシーンでも
ハスラーが選ばれる理由でもあるのだ。

純正でもポップなカラーリングが選べるのは
ハスラーの特徴。しかしよりイメージを高めるため、
キットの塗装はクールカーキパールメタリック、
シフォンアイボリーメタリック、
オフブルーメタリック、
ピュアホワイトパールの４色のみ施工。
デカールなどのアクセントも
オリジナリティアップのポイントだ。

川に浸かってクールダウン
暑さを忘れて川ソロキャンを満喫

そんな「ハスラーカラビナ」でプチトリップに
出かけたのはキャンプ女子の爽香ちゃん。
とはいっても、連日猛暑日が続く今年の夏は、
いくらキャンプ好きな爽香ちゃんでもこの暑さの中で
テントを張るほどのモチベーションは上がらない。
しかしせっかくの休日、天気もいいから
出かけたくなるのはアクティブな
爽香ちゃんに限ったことではないはず。
ということで、暑さをしのげるアウトドアを目指し、
クルマを走らせた先は納涼もできる川辺のスポット。
涼みながらキャンプ欲求を
満たしちゃおうという考えだ。

普通なら川辺で涼みながらなんてキャンプスタイルが
定番だけど、この日はあまりの暑さだったので、
川の中にテーブルと椅子を入れて足湯ならぬ
足水スタイルでソロキャン。川のせせらぎを
聞きながら清流に足をつけているだけで、体も気分も
リフレッシュできるから、デイキャンプでも
満足感は十分。エアコンの効いた家に
閉じこもっているより、リゾート気分を満喫できる
川ソロキャンは、休日の過ごし方としては大正解。

もちろん、川に浸かっているだけじゃ
楽しみも半分。せっかくなので水着に
着替えて川にどっぷり入ることに♪
この日は身軽にデイキャンを楽しみにきたが、
やはりクッキングは欠かせない。
とは言っても、暑いので調理時間は
短く済ませたい。そこで作ったのが
揚げないのに満足感の高い、羽根つきポテト。
これにライムトニックを合わせて、
夏のリゾート風キャンプ飯の完成だ。

夏キャンは設営だけで疲れてしまったりもする。
そんな時にソトアソビ仕様のハスラーがあれば、
ギアも少なく身軽に極地の涼しい場所に
足を伸ばせて充実した1日が送れるというわけ。

カラビナの甘顔フェイスにチェンジ！

カラビナのパーツラインアップは、基本となる
フェイスチェンジキットに加え、ホイールや
ボディサイドに使用するステンシルステッカーが
セットになるエクステリアキットなどが
用意されている。このエクステリアキットで
選べるホイールはダムド・カンタービレのほか、
オフロード系ではディーンクロスカントリーの
２アイテムからチョイスが可能。
愛車のイメージ合わせて好みの
スタイリングをメイクできるというわけだ。

フェイスキットとセットの
DAMDオリジナルホイール「Cantabile」

スタイルングをまとめる要にもなるホイールは、
ダムドオリジナルのカンタービレをセット。
オーソドックスなデザインに、つや消しブラックや
シルバー、ゴールドといったカラーバリエーションが
用意され、ハスラーのボディカラーとのマッチングも
考えられている。サイズもハスーにジャストな作り。

ライムトニックと
羽つきフライドポテトで晩酌気分♪

火の周りにはなるべく居たくないこの季節だけに、
調理は短時間でパパッと済ませたいもの。
そこで今回は揚げないフライドポテトを
作ってみることにした。レシピはジャガイモを
切ってフライパンに並べたら、少量の
水溶き片栗粉を流し込んで火にかけるだけ。
だいたい10分程度でパリパリの羽つきポテトが完成！

羽つきポテトのお供には夏にぴったりの
ライムトニック。氷を入れたグラスに
ライムを絞ったら、トニックウォーターを
注いで出来上がり。アクセントに家の庭に
咲いていたミントとローズマリーの葉を
浮かせれば、見た目も涼しげな夏の
ノンアルカクテルとして楽しめる。
ライムの爽やかさトニックのほろ苦、
ミントの清涼感でめちゃうまでした！

シートカバーもDAMDのオリジナル。
立体縫製によるフィッティングの良さはもちろん、
チェックと本革調PVCとの組み合わせにより
インテリアを明るくイメージチェンジしてくれる。
スタイリング＆インテリアもオリジナリティが
アップされるため、トータルで自分だけの
愛車感を満喫できるというわけ。

Credit by OUTDOOR あそびーくる

モデル／爽香

文／渡邊大輔　写真／真壁敦史